この記事では「原付スクーターの最高速をアップさせる方法」を5つ紹介。
初心者から上級者向けまで、確実に早くなるカスタムを個別に解説しています。
通勤やお買い物で使用しているけど、もう少し走りに変化が欲しいと感じている方は、ぜひ目を通してみてください。
・原付スクーターの最高速度を上げたい
・通勤、通学をもっと快適にしたい
・原付スクーターのカスタムをしてみたい
「ハイスピードプーリー」への交換がオススメ
最高速を伸ばすには、マフラーやキャブレターの交換による「エンジン出力の向上」が最も効果的です。
しかしエンジン出力を上げるには、各部品のバランスを調整する「セッティング」が必要不可欠であり、初心者には敷居の高い作業です。
そこでオススメなのが「駆動系カスタム」
ドライブベルトの周辺部品を交換することで最高速アップに期待ができます。
まず試していただきたいのは「ハイスピードプーリー」の導入。
ウエイトローラーの交換程度の軽いセッティングが必要になりますが、簡単に最高速アップが見込めます。
また50ccのスクーターであれば「リミッターカット」を試してみるのもいいでしょう。
リミッターをカットは、社外のCDIに交換するだけで可能で、純正でかかっているスピードリミッターを解除することができます。
原付を早くするオススメカスタム5選
ハイスピードプーリーに交換する
ウエイトローラーが収まっており、ドライブベルトの可動域を変更する「プーリー」
ハイスピードプーリーとは、ノーマルよりも口径が大きくなっており、ドライブベルトがより外側へ移動することで最高速が上がる仕組みになっています。
今回紹介する中で最も手軽に最高速アップが望める部品です。
初期投資も10,000円以内に収まり、燃費への悪影響が出にくいことから定番のカスタムになっています。
CDIを交換する
CDIとは、原付クラスのバイクやスクーターに使用されている点火装置の1種です。
50ccのオートバイには、60km以上のスピードが出ないようにCDIにリミッター機能が搭載されています。これをリミッター機能がない社外のCDIに交換するだけで、簡単に「リミッターカット」ができます。
また点火時期を最適にしてくれる効果もあり、走行性能の向上にも期待ができます。
リミッターがついている車両は、まずはリミッターカットを行ってみるといいでしょう。
駆動系パーツをカスタム部品に交換する
ウエイトローラーやクラッチスプリングなど、駆動系の各種セッティングパーツを変更することで走行性能を変えることができます。
部品によっては1,000円以下と初期投資が低いのが特徴ですが、駆動系はバランスが重要です。下手に一部分だけ変えてしまうと、全体のバランスが悪くなり、返って遅くなってしまう可能性があります。
上記の記事にて、『駆動系セッティングのやり方、各種部品の紹介』をしています。カスタムを考えている方は確認してください。
吸気・排気の量を増やす
吸排気系を高性能部品に交換することで、エンジン出力・最高速の向上を狙う方法です。
吸気系の代表例は、キャブレターやエアフィルター(パワーフィルター)の交換。排気系ではマフラー(チャンバー)の交換があげられます。
駆動系のカスタムよりも大幅な最高速アップが見込めますが、初期投資や作業難易度など敷居は一気に高くなります。また、燃費にも悪影響が出ることをお忘れなく。
ボアアップをする
エンジンの排気量を大きくしエンジンの出力向上が期待できる「ボアアップ」
最高速アップに最も期待ができる方法ですが、エンジンをばらす作業のため専門知識が必要になります。また50ccよりも大きくする場合は免許の種類が変わりますので気をつけましょう。
まずは駆動系に慣れるところから始めてみよう
今回は原付スクーターの最高速をあげる方法を5つ紹介しました。
私も原付スクーターを持っており、紹介した5つ全て試しております。その経験から、まずは「ハイスピードプーリー」に交換してみることをオススメいたします。
スクーターを早く走らせようとしたとき「駆動系セッティング」は必ず必要になります。
簡単なプーリー交換から始めて、駆動系に慣れる・知ることが何よりの近道だと思います。
他記事でもスクーターのカスタムを行っていますので、是非そちらもご覧ください。
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