難易度 | 作業時間 | 予算 |
---|---|---|
初級 | 30分〜 | 2,000円〜 |
「USB電源」は、今や必需品と言っても過言ではありません。
しかし取り付け作業には専門知識や技量が求められ、ハードルが高いのが難点でした。
ですがDAYTONAから出ている「USB電源シリーズ」は、初心者の方でも安心して取付作業が可能。
この記事では、実際にDAYTONAのUSB電源の取り付けを行い、施工手順や注意点の解説をしています。
・バイクにUSB電源を取り付けたい
・自分でUSB電源の取り付けにチャレンジしてみたい
・DAYTONAのUSB電源の取り付け方法を知りたい
DAYTONAのUSB電源のココがスゴイ!
配線加工が不要で、簡単に取り付けができる
USB電源の取付作業で、もっとも難しいのが「配線加工」
しかしDAYTONAのUSB電源シリーズでは、配線加工の必要が一切ありません。
付属されている「電源取り出し用のハーネス」を車体に取り付けるだけ。
メインキーと連動して動作しますので、バッテリー上がりの心配もありません。
ほとんどの車両が簡単取り付けに対応
電源の供給は「フロントブレーキスイッチ」から。ほとんどの車両に採用されている部品ですので、どの車両でも簡単に取り付けが可能。
フロントブレーキスイッチの確認方法
取り付け位置は、フロントブレーキを下から覗いたときに見える小さな部品。
「平型の端子」で、配線が2本取り付けされているブレーキスイッチであれば使用可能です。
現行の国産車であれば、ほぼ全車両に採用されています。
豊富なラインナップ
USB電源シリーズは様々なラインナップがあります。
今回の取り付け方法は、どの商品でも共通です。自分の使用シーンに合わせて選びましょう。
取り付けに必要なもの
検電ペン
「電源取り出しができる配線」を特定するのに必要です。
使用方法は、下記の「+」電源の確認方法にて紹介しています。
取り付け作業手順
作業に不安がある方は「バッテリーの端子から配線を外しておきましょう」
ショートなどのリスクを抑え、安全を確保して作業することができます。
取り付け場所を決める
まずはUSBポートの取り付け位置を決めておきましょう。
事前に決めておくことで、後に行う配線の取り回し作業をスムーズに行えます。
電源の取り出し位置を確認する
「+」電源の確認方法
ブレーキスイッチの配線に「検電ペンの先端をあて、もう片方のクリップをアースポイントへ繋ぎます」
※アースポイントがわからない時は、「ー」電源の確認方法を参考にしてくさい。
その後、キーをONにし「検電ペンに反応がでた側」が+電源の取り出しに使用できる端子です。
「ー」電源の確認方法
「クリップを+電気(バッテリーの+など)につなぎ、ペンの先端を車体のフレーム(ボディアース)にあてます」
※バッテリーのマイナス端子に配線が取り付けられた状態で行いましょう。
その後、キーをONにし「検電ペンに反応がでた場所」が、ー電源の取り出しに使用できるポイントです。
また、バッテリーのマイナス端子をアースポイントに使用することも可能です。
配線の隠し場所を決める
USB製品には大きな電子部品パーツ、余った配線が必ず存在します。
コレらが剥き出しであると見栄えが非常に悪いため、収納することをオススメします。
代表的な例だと、タンク下やヘッドライトケース内などがあります。
収納場所をあらかじめ決めておくことで、後の配線の取り回しをスムーズに行うことができます。
電源の取り出し&配線を通わせる
ここから本体を車体に取り付けて行きます。
確認した取り回しで、車体に配線を通わせていきましょう。
配線は、メインハーネスのような太い配線に沿わせるといいでしょう。
「+」電源の取り出し
DAYTONA付属の「電源取り出し用ハーネス」を使用します。
「+」電源の確認方法で確認した電源を取る方の配線に、電源取り出し用ハーネスを割こませます。
あとは端子を全てブレーキスイッチに戻せば、+電源の取り出しが完了です。検電ペンを使用して電気が来ているか再確認してみましょう。
「ー」電源の取り出し
片側が「クワガタ端子」になっている配線を使用します。
クワガタ端子を、アースポイントに取り付けましょう。
余った配線は収納する
余った配線は、まとめる等して収納しましょう。
戻す前に通電テストを行う
外した部品などを元に戻す前に「通電テスト」を行いましょう。
USBはもちろん、ブレーキを握ってブレーキランプが点灯するかも確認します。
干渉がないか確認する
ハンドルを左右に切った時、配線が引っ張られてないか確認します。
次に、配線が外装部品の取り付けの妨げになってないか確認します。タンクの取り付けの邪魔になっていないか、外装部品は浮いたりしていませんか。
問題がなければ作業終了です。お疲れ様でした。
DAYTONA製品はスバラシイ!
今回はDAYTONA製のUSB電源の取り付けを行ってみました。
先述の通り、最も難しいのは電源の取り出し方法。
それを誰でも簡単に、実現可能にしたのは流石としか言いようがありません。
この記事では付属のハーネスを使用しての電源取り出しの解説でしたが、他の配線から取り出し方法も別記事にて紹介しています。
こちらでは「ACC電源(アクセサリー電源)」の取り出し方法の解説をしています。
USBだけではなく、色んな電装品の取り付けに役立つと思いますので、ぜひご覧にください。
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